第31回 日本心臓リハビリテーション学会学術集会に参加してきました
- 2025年8月8日
- 心臓リハビリテーション
こんにちは。理学療法士の福嶋です。
日に日に暑さが増していますが、南草津ひだまりハートクリニックの心臓リハビリ室では、毎日皆さんが元気にリハビリに取り組んでくださっています。
最近、クリニック前のけやきの木がムクドリ対策のために剪定されましたが、ずいぶんと元の姿に戻ってきました。自然の生命力を感じますね。またムクドリの溜まり場にならないといいのですが…。
そんなけやきの木も、今はセミが「シェイシェイシェイ…」と元気に鳴いていて、いっそう暑さを感じる今日この頃です。今年も厳しい暑さが続きそうですので、皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
さて、前置きが長くなりましたが、7月19日〜20日に「第31回 日本心臓リハビリテーション学会学術集会」に参加してきました。
この学会は毎年7月、海の日を含む3連休に開催されます。
医師や看護師、理学療法士、管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師など、心臓リハビリテーションにかかわる多職種が、全国から集まり、講演や研究発表などが行われます。
今回は、名古屋駅からあおなみ線に乗り、揺られること約20分。金城ふ頭駅にあるポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催されました。
レゴランド・ジャパンがすぐ近くにあるので、「行ったことある!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
学会では、「HFpEFに対する心臓リハビリテーション」や「INOCAへの心リハ介入をどう構築するか?」といった、心臓病の病態から実際のリハビリテーションまで、幅広い内容を学びました。
(※HFpEF(エフペフ)とは、心臓のポンプ機能(収縮)は保たれているにもかかわらず、心不全の症状が出るタイプの心不全です。高齢者に多い心不全です。
INOCA(イノカ)とは、狭心症のような症状があるにもかかわらず、冠動脈に明らかな狭窄が見つからない心疾患のことです。)
そのほかにも、新しい知見を得たり、改めて基礎を見直したり、また他施設の心リハスタッフの方々とお話でき、とても刺激的で、モチベーションが高まった学会となりました。
↑八木院長、澁川PT、高林医師、滋賀医大の慢性心不全認定看護師さんと。
写真にはいないですが、土曜日に心臓リハビリ室に来てくれている東PTにも会いました。
これからますます暑くなりますが、当クリニックの心臓リハビリ室でも、皆さんと一汗流して、前向きに楽しくリハビリに取り組んでいきたいと思います。
長文を読んでいただきありがとうございました。