心臓リハビリテーションの病診連携に関する演題を発表しました。
- 2024年7月17日
- 心臓リハビリテーション
こんにちは。理学療法士の澁川です。
6月16日(日)にピアザ淡海で開催された「第39回滋賀県理学療法学術集会」に参加し、演題発表も行ってきました。
学会テーマは『CHALLENGE~エビデンスを利用した実践~』でした。
午前中は、生涯学習検討委員会の委員長として、本学会と合同開催した「生涯学習部 後期研修」セッションに従事しておりました。
日本理学療法士協会の生涯学習制度では、新人1年目から5年目を“研修理学療法士”という立場に定めています。5年の実務経験と研修を終えてはじめて一人前とされる“登録理学療法士”を名乗ることができます。その“登録理学療法士” になるための重要なプログラムとして後期研修(新人3年目から5年目にあたる)に「症例検討会での発表あるいは聴講」が課せられています。
今回、この症例検討会(滋賀県理学療法士会主催)を初めて学会と合同開催いたしました。
当日は予想していたよりもたくさんの先生方に参加していただき、盛況に終わって何よりでした。
座長を務めてくださった先生方、誠にありがとうございました。
新人理学療法士の皆様、これからのご活躍を陰ながら応援しております!
(症例検討会の様子:筆者撮影)
余談ですが、さらに研鑽を積むことによって「認定理学療法士」や「専門理学療法士」という資格も得ることが可能です(日本理学療法士協会に所属していることが前提となります)。医師や看護師と似ていますね。
また、午後に心臓リハビリテーションの病診連携に関する演題を発表しました。
今回は倫理委員会の承認が必要な研究ではなく、その前段階の実態調査にあたります。
具体的には、南草津ひだまりハートクリニックと密に連携している滋賀医科大学医学部附属病院と淡海医療センターの3施設における心臓リハビリテーション連携の実践についてです。
ご協力いただいた共同演者の先生方にはこの場を借りて、改めてお礼申し上げます。
県学会は終始アットホームな雰囲気に感じました。
学術集会で学んだ内容を臨床に活かせられるよう、引き続き努力してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。