患者さんの急変時対応のトレーニングを行いました
- 2024年10月22日
- 内科
皆さん、こんにんちは。院長の八木典章です。
当院は心臓疾患や生活習慣病の患者さんが多数通院されるクリニックですので、診察待ちの時間や診察中に具合が悪くなられる可能性があります。
その際にスタッフがスムースに対応できるように、救命措置のトレーニングを9月に行いました。
当日は、滋賀医科大学医学部附属病院の救急看護認定看護師1名を講師として派遣していただきました。私が大学病院の循環器病棟で勤務していた時の同僚看護師さんでコミュニケーションも取りやすく、こちらの要望に柔軟に対応していただきました。
医師・看護師だけでなく、理学療法士、管理栄養士、臨床検査技師や受付スタッフなど当院に勤務するスタッフ全員で心肺蘇生やAEDの使用方法について、トレーニングを行いました。
こういった急変時には、それぞれが役割分担を行うことが重要ですので、リーダー役のスタッフから各スタッフへ指示を出したりなどチームで患者さんへの対応を行えるようにシミュレーショントレーニングも行いました。
今後も同様のトレーニングを行い、いざという時にスタッフが落ち着いて対応し、できるだけ速やかに救急病院に搬送できるようにスタッフ全員で技術向上・連携強化を行っていきます。
ただ、まずはこのような”急変”ということが起きないことが大切ですので、具合が悪くないかの患者さんへの声かけなどスタッフが気配りできるように日々の診療で意識していくことも共有致しました。