【活動報告】第62回日本循環器病予防学会での講演と、驚きの『減塩弁当』体験
- 2026年8月16日
- 生活習慣病
こんにちは。理学療法士の澁川です。
少し前になりますが、今年6月に開催された 第62回日本循環器病予防学会学術集会 にて、講演を行ってきました。
学会での講演と現地で体験した『減塩弁当』について、報告いたします。
国立循環器病研究センターで開催された学術集会にて登壇
第62回日本循環器病予防学会学術集会は、6月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり、大阪府吹田市の 国立循環器病研究センター にて開催されました。

本学会は、脳卒中や心筋梗塞、心不全といった循環器疾患の「予防」や「管理」をテーマに、全国の医師や看護師、理学療法士、管理栄養士などの多職種が集う学術集会です。
今回は 循環器病予防療養指導士 としてお声がけをいただき、2回登壇(1講演と1演題)させていただきました。
※「循環器病予防療養指導士」とは、循環器疾患の発症・再発予防に関する専門的な知識を持ち、患者様や地域の方々へ適切な指導やサポートを行うための資格です。
今回依頼された講演のテーマは、『 生活習慣病予防における運動指導のポイントと実践 』でした。
生活背景に寄り添った行動変容のサポートや実際の運動指導の方法などについてお話しさせていただきました。
会場では全国から集まった多くの医療従事者の方々に耳を傾けていただき、活発な意見交換を行うことができました。
日頃から当クリニックで実践している取り組みや知見を共有できたことは、地域医療の質を高めていくうえでも大きな意味があったと感じています。
また、会場では日頃から懇意にさせていただいている北里大学の神谷 健太郎 教授にもお会いすることができました。

神谷教授は、循環器病領域に携わる理学療法士であれば誰もが知る第一人者であり、私が評議員を務めている日本循環器理学療法学会の理事長でもいらっしゃいます。
私自身、日頃の講演スライドや臨床において神谷先生の研究・論文を数多く参考にさせていただいているため、当日はそれらについて直接意見を交わさせていただくことができ、大変光栄で充実した時間となりました。
塩分わずか1.5g!驚きの『減塩弁当』体験
本学会における印象的な出来事が、1日目の学会総会時と2日目のランチョンセミナー時に提供された昼食の『減塩弁当』でした。
国立循環器病研究センターの「かるしお®(減塩プロジェクト)」は有名ですが、私は実際に食べたことがなかったため、「一体どんな味なんだろう?」と非常に興味津々でした。

循環器病の予防や治療において、食事における「減塩」は極めて重要な要素です。
一般的に高血圧や心不全の患者さんには1食あたり塩分2g未満が推奨されますが、 “味が薄くて物足りないのでは” というイメージを持たれがちです。
しかし、今回いただいたお弁当は、塩分がわずか 1.5g に抑えられているにもかかわらず、驚くほど味わい深いものでした。

そして、このボリューム!
昆布や鰹節などの豊富な出汁の旨味を効果的に使い、酸味や薬味を効かせることで奥深い味わいと心地よい食べ応えがありました。
驚くほど大満足のお弁当でした。
「我慢する減塩」ではなく、「工夫して美味しく食べる減塩」の具体例を身をもって体験することができ、今後の生活指導・栄養指導における貴重なヒントを得ることができました。
当クリニックでは、個々の医療スタッフが専門性を磨き、その知識や経験をクリニック全体で共有することで、地域の皆様に質の高い予防医療を提供できるよう努めております。
●「血圧や食事の管理について、どのように工夫すればよいか分からない」
●「病気の予防に向けて、生活習慣を見直したい」
このようなお悩みやご不安をお持ちの方は、南草津ひだまりハートクリニックまでどうぞお気軽にご相談ください。
最後になりますが、貴重な登壇の機会をくださった関係者の皆様、ならびにご清聴いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。